【翡翠の雫~緋色の欠片2】PS2版6周目プレイを追え、無事壬生小太郎(CV:成瀬誠さん)EDを迎えました♪
・・・と言いたい処ですが、実はその直前に最後の選択肢を間違えたら、小太郎悲恋EDになってしまいました(;^_^A
丁度、『動画鑑賞』の空欄を効率的に埋められて良かったですけどね^^;
その後すぐに直前セーブをリロード、最後の選択肢を変えて、今度は小太郎EDになりました。
このルートは、克彦さん(CV:石田彰さん)ルートと同様、描写不足が目立ち、主人公珠洲も小太郎君もちょっと悩んだかな?という程度ですぐに解決、大した葛藤もないままラスボス戦となり、あっさり敵を倒してジ・エンドです。
あまりにもお手軽過ぎて、珠洲が一体いつ小太郎君を好きになったのか伝わって来ないし、プレイヤーはキャラを好きになる暇もないという感じの慌しさで、殆ど感情移入出来ませんでした。
小太郎君は前作の鴉取真弘先輩(CV:岡野浩介さん)と顔も身長も似ているけど、性格が違う事もあって残念ながらスチルでも萌えられませんでした。
真弘先輩にあれだけ萌えられたのは、やはり絵だけでなく、あの性格や言動あっての事だとつくづく実感させられました。
その真弘先輩が今作で助っ人として登場するシーンも、壬生兄弟以外のルートと比べると随分大人しい感じがしました。
犬戒慎司君(CV:下和田裕貴さん)や狗谷遼(CV:野宮一範さん)、鬼崎拓磨(CV:杉田智和さん)はかなりの存在感で目立っていたのに、真弘先輩と祐一先輩(CV:浪川大輔さん)は抑えた感じで、ファンとしては物足りなかったですね。
でもまぁ、あまり目立ち過ぎても今作の守護者を食ってしまいそうなので、仕方ないかな^^;
それにしても、6人目の小太郎君を攻略していて思ったのは、他のルートと展開が殆ど同じで先が読めてしまうので、2周目以降のプレイはつまらないという事です。
5章から個別ルートに入っても、既読スキップが効かないだけで内容は同じなので、飽きるししんどいですね。
どうして前作のような作りに出来なかったんでしょう?
前作の良さが引き継がれていないなんて、続編の意味がないです。
というより、今作から入った人に『これが【緋色の欠片】シリーズなのか』と思って欲しくない、というのが正直な処です。
今作は、残念ながら声優さんのファンと前作キャラのファン以外にはオススメ出来ません。
カズキヨネさんの絵を堪能したいだけなら、ビジュアルファンブックの方がコストパフォーマンスに優れていると思います。
前作のファンブックは6月の時点で既に5刷目という驚異的な売れ行きだそうですが、
↓
緋色の欠片 公式ビジュアルファンブック (B's-LOG COLLECTION)
今作の場合は・・・ファンブックが出ても、値段を考えるとあまり欲しいと思えないです(+_+)
それだけキャラ萌え出来なかったので・・・。
でも御子柴さんの描き下ろしイラストとかがあったら、買ってしまうかも?``r(^^;)